小寺信良のIT大作戦

韓国発の次世代スリープテック「Sleepisol+」を試す すんなり二度寝ができるようになった(1/4 ページ)

 8月に入り夏本番ということで、快適な睡眠にはなかなか厳しい日が続いている。この気象の中、エアコンなしで寝る人は少ないだろうとは思うが、冷えすぎ・冷えなさすぎを含め、様々な理由でよく眠れないという人も多いのではないだろうか。

 季節的な問題もさることながら、ヘルスケアの世界的企業、Resmed(レスメド)の調査によれば、日本人の平均睡眠時間は調査対象13カ国のうちで4年連続最下位となっている(PR TIMES掲載の発表文)。

世界の平均睡眠時間|出典:レスメド 世界睡眠調査2026

 また疲れていても無理をして出社し、睡眠を理由として病欠しないという傾向が強く見られる。これは、心身が不調なまま仕事をすることで労働パフォーマンスが低下している、WHO(世界保健機関)によって提唱されている「プレゼンティーズム」という状態にあるという。

日本は睡眠を理由に病欠しない傾向が高い|出典:レスメド 世界睡眠調査2026

 最近よく眠れないが、病院に行く時間がない、有給を取って行くのもはばかられる、と考えている人は多いように思われる。市販薬として睡眠改善薬もあるが、これは数日程度の一時的な不調を改善するもので、長期的な問題に対応する睡眠導入剤とは違うものである。

 他方で、薬に頼らずテクノロジーで睡眠改善できないかと、多くの企業がトライしている。最近注目を集めているリカバリーウェアもその1つと考えていいだろう。高機能寝具や睡眠系のアプリ、あるいは眠気を誘う音楽や香りなど、様々なアプローチが存在する。これらは環境や習慣を改善することで、間接的に睡眠へ誘導しようとするものだ。

 一方で脳の環境を整えることで睡眠を誘発するという、より直接的な方法論が登場している。米国最大の電子機器の見本市「CES」でも、毎年のように新しいスリープテック製品が登場しているところだが、そんなCESで2025年に「Beauty&Personal care」部門でイノベーションアワードを受賞したのが、韓国LEESOLが開発した「Sleepisol Light」である。

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ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。

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