小寺信良のIT大作戦

韓国発の次世代スリープテック「Sleepisol+」を試す すんなり二度寝ができるようになった(2/4 ページ)

 韓国ではSleepisolがシリーズとして数年前から複数の製品が販売されており、年間売上約10億円規模へと成長しているという。その最新モデルが「Sleepisol+」で、日本でも今年6月から販売が開始された。

 Sleepisol+は、頭部へ装着して脳波環境を整えることで、睡眠の質改善、リラックス、集中力向上などをサポートする。今回は1週間ほどテストする機会に恵まれたので、一体どういうものなのか試してみた。

どういう仕組みなのか

 Sleepisol+は、一見するとカチューシャのような形状だが、頭の上に乗せるのではなく、おでこのあたりに装着する製品である。内側には皮膚に接触する電極のようなものがあり、ここから微弱電流を流す。

「Sleepisol+」。電源ボタンがあるだけのシンプルな構造
Sleepisol+を装着したところ

 ご承知のように、脳からは脳波という微弱な電気信号が発生しており、脳のコンディションに応じて発生する周波数が違う。深い睡眠状態の時はデルタ波、リラックスしている時はアルファ波、などという話はなんとなく聞いたことがあるのではないだろうか。基本的にこれらは周波数で分類されており、デルタ波からガンマ波まで5段階に分けられている。ただし脳波は1つの周波数しか出ないわけではなく、複数の周波数が同時に出ている。どれが支配的か、という話である。

 Sleepisol+は、額の表面に配置した電極から微弱な電気刺激を与え、皮膚を介して脳へ刺激を伝えることで、脳波の同調を促すという仕組みだ。 もともとは「CES(Cranial Electrotherapy Stimulation)」(頭蓋電気刺激療法)という療法があったが、LEESOLではそれを土台にした「CS-tACS」(微細経頭蓋交流刺激)という独自の脳波同調技術で、特許を取得している。ソウル大学病院とLEESOL共同で行われた24年の臨床試験では、6週間の使用で有意な結果が認められたという。このCS-tACSにより微弱な電気刺激を伝え、脳波同調(Brainwave Entrainment)を促すことで、睡眠に適した状態への移行をサポートするという。

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