小寺信良のIT大作戦
カメラとディスプレイ搭載のAIグラス、「Rokid スマートAIグラス」を試してみた(1/5 ページ)
かねてより予告されていた通り、「Rokid スマートAIグラス」の一般発売が7月10日より開始された。今年2月26日から5月末まで、Makuakeにてクラウドファンディングを行っており、応援購入総額6億円超えでMakuake歴代ランキング1位を獲得した製品だ。
今回はRokid スマートAIグラスをお借りすることができたので、1週間ほど試しているところだ。実際にAIグラスは、何を可能にし、何を可能にしないのか。現在地の評価と、未来の可能性について考えてみたい。
構造と現在提供されている機能
現在AIグラスと呼ばれる製品にはいくつかのパターンがある。Rokid スマートAIグラスのようにディスプレイとカメラを搭載した製品、カメラを搭載するがディスプレイは搭載しない「Ray-Ban Meta」や「Oakley Meta」のような製品、ディスプレイは搭載するがカメラは搭載しない「Even Realities」のような製品と、だいたい3つに分類される。
今回、日本で発売されたRokid スマートAIグラスは、カメラとディスプレイを搭載するが、同社には「Rokid AI Glasses Style」というディスプレイを搭載しない製品もある。ただこちらは日本では発売されていないようで、日本向けにはディスプレイ付きのハイスペックモデルで勝負するようだ。
メガネとしては1サイズ1カラーしかなく、色は黒である。またデザインも1種類しかない。昨今メガネとしてこうした黒縁のガッツリしたものを装着している人はかなり少ないため、使っている人を見つけるのはそれほど難しくなさそうだ。
ディスプレイはグリーンの単色で、両眼で見た場合、だいたい目の前5mぐらいの位置に文字が浮かんでいるように見える。近視の人はそれぐらいの位置にある文字は見えないので、別途視力矯正用のレンズを装着する必要がある。
ディスプレイの輝度は15段階に調整できる。本来なら周囲の輝度に合わせて自動的に調整してほしいところではあるが、現時点ではそのような機能はない。スピーカー音量も15段階で、音質モードとして音楽再生などにも向く「リズム」、話し声を聞くのに適した「ポッドキャスト」の2モードがある。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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