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AIロボ「マナカロイド」がおすすめスポット紹介 JALが空港などで実験

» 2019年01月09日 16時31分 公開
[ITmedia]

 日本航空(JAL)は、ロボットベンチャーのハタプロと協力し、手乗りサイズの対話型AIロボット「マカナロイド」を使って旅行者にハワイ島のおすすめスポットを紹介する実証実験を、成田空港などで12月下旬から始めた。3月末まで。

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 マナカロイドは、音声認識や画像認識機能などを備えたロボット。空港やラウンジ、店舗などで、顧客の年代や性別に合わせて会話をしながらハワイ島のおすすめスポットを提案する。

 成田国際空港国際線サクララウンジ本館、関西国際空港発券カウンター、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港発券カウンターなどで展開する。

 同社はこれまでWebサイトやアプリを通じ、ハワイの情報をチャット形式で回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」を展開してきた。新たにリアルな場でもAIを使った情報提供を試みる。また、「スマート空港化」の一環として空港や現地スタッフの業務支援としての活用も視野に入れる。

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