Brand New PC Style / Web Business:曽利昌広さん(ドラゴンフィールド コンテンツ事業部)01ポインタは矢印ではなくスタイラス用が○?チバ 本題にもどりますが、液晶画面についてはいかがでしょう? 曽利 これはやはりどうしても画面に触れることに臆病になってしまいますね。ノートPCのヤワな画面に慣れさせられてしまっていますからね。それと画面の端の設計に微妙な不便さも感じます。もう少し、書きやすさの工夫がほしいところでしょうか。 チバ たしかに隅に行くとスタイラス・ペンの持ち方によってはポインタがうまく使えなくなることがあるようですね。では、そのスタイラス・ペンについてはいかがでしょう? 曽利 まさにおっしゃったようなことを感じました。それとポイントをペンで追うことに慣れが必要ですね。意識してればいいのですが、ふっと気がつくとポインタよりもペン先に視点がいってしまいます。まあ、これはポインタを矢印ではなく、スタイラス用に変えればいいのかな、とは思いますが。 チバ 変えてみましたか? 曽利 いいえ、まだ変えていません。 チバ では、ぜひ変えてみていただいて、次回その結果を教えてください。 曽利 ええ、ぜひやってみたいと思います。 チバ つぎにソフト面についてお聞きしたいのですが、まず手書き入力パネルについてはどのようなことをお感じになりましたか? 曽利 キーボードでは「変換」をコンピュータに任せていたわけですが、漢字を直接書き込むことで、書けない漢字に遭遇することが多かったですね。特に『ご鞭撻』は何度も練習しました(笑) チバ タブレットPCを使ってみて、いかに自分が漢字を忘れているかに気づかされますよね(笑) 曽利 ほんとにそうですね。それにしても変換精度についてはもう少し、いや、かなりかな? キーのポジションも使いづらい感があります。 チバ なるほど。慣れも必要なのでしょうが、それではユーザビリティの面で親切とは言えませんしね。 曽利 はい。向上を期待したいところですね。 チバ Windows Journalについてはいかがですか? 曽利 Journalについては正直、まだ活用できているとはいえません。先日、電話で話をしているときに、メモを取らなければならなくなり、スタイラス・ペンを持ちながら、思わず紙を探した自分に笑ってしまいました。 チバ それは笑っちゃいますね。でも、その行動は、いずれ普通のペンとスタイラスのコンビネーションしたものが出てくるのを予感させますね。 曽利 そうですね。まぁ、そういう意味ではまだ情報共有にはうまく活用できていないという訳ですが、今後、どのような活用があるのか情報収集したいと思いますね。付箋も便利そうです。まだまだいろいろ使ってみたいですね。今後の拡張が非常に楽しみなソフトだと思います。 チバ ぜひ、使い倒してみてください。次回は社内のみなさんの声や社内でのタブレットPCの活用法についてもお話をお聞かせください。 次回はタブレットPCへの関心が高いという社内スタッフのみなさんを交えて、お話をうかがいする。 [チバヒデトシ, ITmedia ] 前のページ | 2/2 | 最初のページ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. FeaturesPICK UP
ベールを脱いだ“Origami”、MicrosoftとIntelがOrigamiことUMPCを披露
“Origami”命名者らが明かすUltra-Mobile PC構想
1キロを切る超小型・軽量のコンバーチブル型タブレットPC──富士通「FMV LIFEBOOK P8210」
これが“ThinkPad”クオリティのタブレットPCだ──レノボ・ジャパン「ThinkPad X41 Tablet」
デジタルクリエイター教育におけるTabletPCの可能性──デジタルハリウッド杉山学長インタビュー
サラリーマンのためのタブレットPC使いこなしガイド 第1回:OneNoteの登場でタブレットPCがいっそう身近に(1)
マイクロソフト、次世代TabletPCのコンセプトモデルを初披露
TabletPCの現在、そして未来を語る──モバイルプラットフォーム事業部GMインタビュー
ペンオペレーションでモバイルAVノートの魅力が変わる──富士通「FMV-BIBLO LOOX P70R」
タブレットPCのプレゼンは、なぜ琴線を揺さぶることができるのか?
コンバーチブル型を採用した企業ユースのメインストリームモデル──日本HP 「HP Compaq tc4200 Tablet PC」
オフィスを狙った本格仕様の2スピンドルコンバーチブル型タブレットPC──富士通「FMV LIFEBOOK T8210」
TabletPCでペーパーレス化や広告イメージの具体化・共有化を実現
タブレットPC・ガールの旅日記Vol.8「東京ベイエリアに行きました」 |