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大学サイト「内容が良いと大学自体もイメージアップ」と感じる高校生は6割半ば

» 2004年09月28日 18時06分 公開
[ITmedia]

 C-NEWSは、大学の公式サイトに関するアンケート調査を、高校生300名(各学年100名)および大学生300名(各学年75名)のインターネットユーザーを対象に行った。

 これによると、大学受験に関する情報の入手先(複数回答)は、高校生、大学生とも「高校」「インターネット」「受験情報誌」の順で、「インターネット」の割合は、高校では全体で6割で学年が上がるほど増え、大学生では全体で5割で学年が上がるほど少ない傾向が見られる。

 インターネットと答えた回答者に、受験に関する情報を掲載しているサイトにアクセスすることが多かった端末(複数回答)を聞いた結果、高校生では「自宅のパソコン」が高校生では100%、大学生でも9割半ばに上り、次点の「高校のパソコン」は1割半ば/2割強を大きく引き離した。

 受験に関する情報サイトでよく利用するサイトが「ある」と回答した高校生は1割半ばで、具体的には「リクルート進学ネット」「代々木ゼミ」「Yahoo!学習情報」などのサイト名が挙がった。

 また、「関心のある大学の公式ホームページを見たこと」が「よくある」「ときどきある」高校生は全体の5割強で、学年が上がるほど割合は増える。大学生に受験前に関心のある大学の公式ホームページを見ていたかを聞いたところ、「よく見ていた」「ときどき見ていた」が6割という回答。公式ページが充実していると、その大学への印象がよくなる(よくなった)について「よくなる」「どちらかといえばよくなる」は高校生で6割半ば、大学生で7割半ばという結果になった。

 大学生で、現在在籍している大学の公式ホームページを「よく見ている」「ときどき見ている」のは全体の6割半ばで、理由はシラバス(SYLLABUS:講義概要)や休講情報をみるためという回答が多く、なかには「提出物がネット経由」「ネット授業」もあった。サイト内容については「満足」「やや満足」が4割弱、「やや不満」「不満」は2割強だった。

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