米OpenAIは4月1日、モデルの重みを公開した言語モデル「オープンウェイトモデル」を今後数カ月以内にリリースすると発表した。同社のサム・アルトマンCEOが自身のX(@sama)で投稿した。同社がオープンなAIモデルを公開するのは、2019年リリースの「GPT-2」以来約6年ぶり。
リリース予定のモデルは推論能力を備えているという。同社のITエンジニアであるスティーブン・ハイデルさんは、自身のX(@stevenheidel)で「ユーザーが持つハードウェアで実行できるモデル」と説明している。
リリースに先立ち、同社のフレームワークに従い、同モデルのリスクなどを事前に評価するという。加えて、米国サンフランシスコなどで開発者向けのイベントを開催。同モデルに関するフィードバック調査や、プロトタイプの検証をするとしている。
アルトマンCEOは、オープンウェイトモデルについて「長い間考えてきたものの(これまでは)他のことを優先してきた。しかし今こそ実行に移す時だと感じた」と説明。「開発者が何を構築し、大企業や政府が自身のモデルを運用するのを好む際、どのように使うのか楽しみだ」(アルトマンCEO)
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