アニメ制作会社のウィットスタジオ(東京都武蔵野市)は4月11日、同社が制作するアニメ「本好きの下剋上 領主の養女」のオープニング映像の修正版を公開した。同映像を巡っては、同社の方針で制作における生成AIの使用を原則認めていないにもかかわらず、一部でAIが使われていたと判明。修正版に差し替える方針を示していた。
YouTubeに公開した修正版のノンクレジットオープニング映像を確認したところ、映像の背景を複数箇所で変更していた。キャラクターと筆のタッチが異なる絵画風の背景を中心に修正している。一方、キャラと筆のタッチが変わらない背景やキャラそのものは基本的に修正前と同様とみられる。
本好きの下剋上 領主の養女は、4日に第1話の放送が始まった。一方Xでは、オープニング映像の制作に生成AIが使われているのでは、と指摘する声が一部で出ていた。
ウィットスタジオの10日の発表によると、調査の結果、オープニング映像の一部カットで、背景美術の素材にAIが使われていたと判明した。該当部分を描き直し、11日に放送する第2話から修正版に差し替えるとしていた。同アニメ製作委員会の10日の発表によれば、放送・配信済みの第1話のオープニング映像も修正版に順次差し替えるという。
本好きの下剋上 領主の養女は、ライトノベル「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」を原作とするアニメ作品。現代から中世風の世界に転生した本好きの主人公が本作りに奮闘する姿を描く。
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