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「AIと著作権」について解説 文化庁のセミナー、アーカイブ動画が公開に
文化庁は生成AIの著作権について解説するセミナー「AIと著作権II」のアーカイブ動画をYouTube上で公開した。
文化庁は8月21日、生成AIと著作権の関係について解説するセミナー「AIと著作権II」のアーカイブ動画をYouTube上で公開した。セミナーは9日に実施したもので、3月に公開した資料「AIと著作権に関する考え方について」を解説している。
AIと著作権IIでは、AIと著作権に関する考え方についてを2部構成で解説。第1部では著作権制度の基礎知識や生成AIとの関係性を、第2部では実務での扱いを解説している。
AIと著作権に関する考え方については、生成AIと著作権の折り合いはどこで付けるべきかなどを解説した資料で、1月から2月半ばにかけて集めた計2万4938件のパブリックコメントの声も反映している。文化庁の文化審議会著作権分科会法制度小委員会の考え方を示したもので、法的拘束力はないが、生成AIと著作権を巡る裁判所の判断が出ていないため、当面はこの資料内容の把握が実務上では重要になるといわれている。
文化庁は同日、公式サイトに「AIと著作権」と題したページも新たに設けた。AIと著作権に関する考え方についてなどの資料や、過去に実施したセミナーのアーカイブ動画などをまとめている。
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