よく使うアプリの画面最大化ショートカット3分LifeHacking

少しでもディスプレイを有効活用するなら、アプリケーションの最大化と、全画面表示は欠かせない。

» 2007年07月25日 17時50分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 PCディスプレイの高解像度化は著しい。液晶ディスプレイであればWSXGA+(1680×1050ピクセル)の20インチクラスの製品が3万円前後で買えてしまう。一方で、なかなか高解像度化が進まないのが、モバイル系のノートPC。筆者も未だにXGA(1024×768ピクセル)解像度のマシンを使っている。

 限られた画面を少しでもうまく使うには、アプリケーションの最大化が欠かせない。さっと画面全体で表示するには、どんな操作を行えばいいのか。

どんなアプリケーションでも使える[Alt]+[Space]→[X]

 普通のWindowsアプリケーションなら、最大化ボタンが右上に付いている。これをマウスで押すのもいいが、スマートにいくならショートカットを使おう。

  • [Alt]+[Space]→[X]

 このキー入力で、ウィンドウが最大化する(1月19日の記事参照)。マウス派の人はもう1つ、ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックすると最大化する。もう一度ダブルクリックすると元のサイズに戻る。

メニューも邪魔──さらに大きく全画面表示

 エクスプローラやInternet Explorer、Firefoxなどで利用できるのが[F11]キー。こちらは普通の最大化ではなくメニューバーやタイトルバーも消えて、中身だけが最大化する全画面表示と呼ばれる状態だ。タスクバーも消えるので、とにかく広くなる。

 例えばプレゼンでWebサイトを大きく表示したいときなどに有効だ。

 ただし[F11]キーはどんなアプリケーションでも動くわけではない。例えば、Adobe ReaderでPDFを表示しているときに、同様に全画面表示したいときは、[Ctrl]+[L]を押そう(5月25日の記事参照)。また、Photoshopで全画面表示したいときは[F]だ(ただしタスクバーは消えない)。何度か[F]を押すとモードが順に変わる。

Web表示を最大化できる[F11]

Office 2007は[Ctrl]+[F1]で画面を広く

 Office 2007からは、メニューに代わって「リボン」と呼ばれるグラフィカルなユーザーインタフェースが搭載された。このリボン、便利ではあるのだが画面が狭いPCでは意外に邪魔になる。

 ここは[Ctrl]+[F1]を押してみる。するとリボンが消え、メニューの1段だけが残る。メニューを押すとリボンがニョッと現れて、操作を終えるとまたしまわれる。

普通のExcel 2007は上部5分の1くらいがリボン
[Ctrl]+[F1]を押すと表示できるシートがだいぶ広くなる

ウィンドウのサイズを変えない、動かさない

 狭いノートPCの画面を有効活用するには、下記の3点を心がけるといい。

  • アプリケーションはできるだけ最大化/全画面表示
  • アプリケーションの位置を動かしたり、サイズを変えたりしない
  • アプリケーションの切り替えはタスクバーか、[Alt]+[Tab]で

 とにかく何か作業をしているときは、PCのデスクトップが見えないように使うのがコツだ。デスクトップを見たいときは、「デスクトップの表示」ボタンを押す。ほら、あなたの画面、ウィンドウの周りにデスクトップが見えていませんか?

ウィンドウの周りが微妙に空いていたり、後ろのウィンドウにアクセスするために、前のウィンドウの位置を動かしたり……。狭いノートPCの画面を有効活用するには、こうならないようにしたい

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