次に初心者が悩むのは勘定科目だろう。例えば本を買うと雑費という勘定科目に分類することになる。なぜ雑費なのかは気にしないことだ。仮に自分で書籍という勘定科目を作って分類しても、最終的な結果は同じとなる。経費も変わらなければ、課税所得も変わらない。当然、納める税金も変わらない。
家事関連費と事業経費を案分する勘定科目と、そうでない勘定科目が混ざると税額が異なってくるので注意が必要だが、そうでなければ適当な勘定科目に分類すれば問題はない。勘定科目に関してはあまり深く考える必要はない。
初期設定まで終わったので、今回は実際に伝票入力をしてみたい。たった1人のアイピーアールでも年間1000枚近く伝票入力がある。ここでの操作性は製品選びの際の最重要点といえるだろう。筆者自身が昨年「やよいの青色申告07」を使用しているので、多少製品に対する慣れの差はあると思うがご了承いただきたい。
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