先週のトップ10記事で「[無変換]キーをほとんど使ったことがない」と書いたところ、読者から多くのご意見をいただきました。[無変換]キーの使い方次第では、日々の恥ずかしいタイプミスを減らせるかもしれません。
先週のトップ10記事で、「[無変換]キーは[Space]キーの左という“特等席”にあるくせに、ほとんど使ったことがない」と書いたところ、メールやはてなブックマークのコメントで、読者から多くのご意見をいただきました。
最も多かったのは、「[無変換]キーにはIMEオフの機能を、[変換]キーにはIMEオンの機能を割り当てています」というコメント。確かに、キーボードの隅っこにある[半角/全角]キーよりも、“特等席”にある[無変換][変換]キーの方がIMEのオン/オフ切り替えがしやすいですよね。なるほどーと思いつつ、筆者も実際にこのキー割り当てに変更してみました。すると、この方法の真のメリットに気付いたのです。
「[無変換]キーなしのPCライフは考えられない」というのは「sstの日記」。過去のエントリで、「スペースキーの両脇ということで非常に押しやすいのはもちろんですが、場所よりもむしろONとOFFを別のキーにするのがポイントです」と、このキー割り当て変更のメリットについて解説していました。
筆者もよくやるのですが、IMEの入力モードを確認せずにタイプしはじめると、日本語のつもりで半角英数で入力してしまうことがあります。はずみで[Enter]キーまで押してしまうと、上司からSkypeで送られてきたインスタントメッセージに「ryoukaidesu!」なんて答えちゃったりして、情けないことこの上なし。
オンとオフを別のキーに割り当てておけば、「今どちらの状態なのか分からなくとも、何も考えず、次に入力するのが日本語なら[変換]、半角英数なら[無変換]を押せばよい」(sstの日記)というわけです。この入力方法に慣れてしまうと、今度は[半角/全角]キーが用済みになってしまうかもしれません。
このほかの[無変換]キーの使い方としては、ランチャーやブラウザの機能を呼び出すショートカットキーとして使っているという人も多かったです。Windowsユーザーの間では昔から、「Windows機のキーボードに最も必要なキーは[Enter]や[Space]ではない。[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を1タッチで実行してくれるキーだ」なんてジョークもあります。
とりあえず筆者は[無変換]キーにIMEオフ機能を割り当てることにしましたが、今後は[無変換]キーに限らず、さらに便利なキーボードの使い方について探究していこうと思います。 読者の皆さま、情報提供ありがとうございました!
ところで、キーボード回りのことについて色々調べているうちに気になったこと。「ショートカットキーとホットキーとの違いってなんですか?」。編集部の先輩に聞いても、忙しいからか「記事には今まで通りショートカットキーって書いとけ!」と一蹴されるし、Google先生に聞いてみても、いくつか異なった意見が見つかりました。毎度毎度こんなネタばかりでなんなんですけど、ご存じの方は無知な筆者に教えてください!よろしくお願いしまーす。
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