ウェザーニューズは、気象予測が難しい“梅雨”に取り組む「雨プロジェクト」を開始した。その地域に住む人にしか感じない「五感予報」を募り、より正確な梅雨見解やその雨による影響を予測する試みも。
ウェザーニューズは、ユーザーとともに1年でもっとも気象予測が難しい“梅雨”に取り組む「雨プロジェクト2009」をスタートした。
雨プロジェクトは、今回で5年目を迎える。前年は雨雲の“位置”と“勢力”を、ウェザーリポーター(※)とともに観測し、その情報をリアルタイムに反映。より細かい時間単位での気象予測を試みる「10分天気予報」を展開した。
今回からその地域の気象や体感に加え、その地域に住む人にしか感じない“気象感性”の情報を集約する「五感予報」を追加する。ウェザーリポーターから、今後の天気を五感で予報する「五感予報」を募り、雨雲レーダーや気象衛星からの雲画像、ライブカメラなどの観測情報を組み合わせて、より正確な梅雨見解やその雨による影響を予測する。
「全国4万人のウェザーリポーターと、現代人に忘れがちな自然に対する五感を利用者同士で鍛え、風や雲から今後の天気を感じ取ることで、雨に積極的に関わり、天気や自然に親しみ楽しむことを目的としている」(ウェザーニューズ)
最新の雨情報や気象見解は、携帯サイト「ウェザーニュース」で公開するほか、PCのデスクトップで視聴可能な24時間生放送の「SOLiVE24」などでも確認できる。
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