どこからでもアクセスできて大容量のGmail。すごく便利なサービスだが、障害が発生した場合どうしたらいいのか。Gmailダウン時の対処ハックを紹介します。
現代のブルースクリーンやSad Macや爆弾と言っても、過言ではないかもしれません。
個人ユーザーのみならず、有料版Google Appsのユーザーにも影響が出てしまった、先週のGmailダウン。「神様が『少しは仕事をお休みなさい』と言っているに違いない」と考えることもできますが、そうもいかないせっぱつまった状況だったときに備えて、Gmailダウン時の対処ハックをご紹介します。
まず試すべきは、簡易HTMLモードでのアクセス。接続できなくなったときのために
こちらのリンクをブックマークしておくと便利。旧バージョンのように質素な画面ですが、ピンチを救ってくれる可能性もあるのです。
Google Appsを使用している場合は、
になります。
Gmail Labsの拡張機能がコンフリクトを起こしている、という可能性もあります。コンフリクトが原因となっているかどうかを確かめるために、Labsの機能を一時的にOFFにするURLがこちら。
旧バージョンでのアクセスやブラウザCheckをパスするURLを勧める人もいますので、こちらも控えておきましょう。
こちらのGoogle Apps版は
先日のダウンの際に「iPhoneから見られた!」という話があったのは、あながちウソではないようです。モバイル版のGmailは、いわば無駄をそぎ落としたシンプル版。だからPCからだと見られないけど、モバイル版は見られる、という可能性もあるようです。
モバイル版の標準URLは
iPhone用は
米記事のコメントによると、iGoogleのガジェット版Gmailはダウン時にも動いていた、という話もあるようです。もし、iGoogleユーザーでなければ、こちらのURLも控えておきましょう。
オフラインGmailを使ってないなら、非常時に備えて、ぜひ使った方がいいですよ。Gmailが不調であろうとなかろうと、Gmailを使い続けられます。1つのアドレスしかローカルに保存できないのが玉にきずですが、万が一のときの安心を考えれば、十分かもしれません。
先日のダウンの間、IMAP/POP3経由でのアクセスは影響を受けていませんでした。だから、メーラーやモバイルでGmailを使っている人のなかには、ダウンを知らなかった人もいるようです。Webメーラーの便利さに慣れて、メーラーアプリを使っていない人も、念のためにThunderbirdやOutlooklへ、IMAP/POP3アカウントを登録しておいたほうがいいですね。
無料が故に使っているGmailですが、無料が故にサポートの面には多少目をつむらざるをないと……と思う人も多いかと思います。転ばぬ先のつえとして、フリーのGmailバックアップソフト「Gmail Backup」を使うのもいいでしょう。そのほかのバックアップ方法は「Gmail・Flickr・Twitterなど、主なオンラインサービスをバックアップする方法」も参考にしてください。
ここには載っていない、目からウロコのGmailハックをお持ちの方は、ぜひ「困ったときはお互い様」の精神でコメントをどうぞ。
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