水色バックでも判別しやすい桃色――三菱鉛筆のマーカーにユニバーサルデザインの新色仕事耕具

三菱鉛筆は、裏写りしない水性顔料マーカー「プロッキー」の新色「ソフトピンク」を発売した。ユニバーサルデザインのカラーで、日本色彩研究所の協力を得て開発した。

» 2010年09月24日 16時57分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 三菱鉛筆は、裏写りしない水性顔料マーカー「プロッキー」の新色「ソフトピンク」を発売した。財団法人日本色彩研究所の協力を得て、色弱者も識別しやすいユニバーサルデザインのカラーとなる。細字丸芯タイプと太字角芯タイプが157円、極細タイプと細字丸芯タイプが126円。

ソフトピンク

 1986年に発売したプロッキーは、紙に書いてもにじみが少なく、裏写りしない水性顔料マーカー。耐水性も高く、紙のほか金属やガラス、プラスチックなどにも書ける。

 日本色彩研究所との共同研究によると、既存のインクでは、桃色と水色の組合せが色弱者に識別しにくいことが判明。桃の色相(色合い)を、従来の紫がかったピンクから黄色方向に寄せた「ソフトピンク」を開発することで、全ての利用者に「見やすい」「識別しやすい」色を実現したという。

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