富士ゼロックスは、ネットワーク対応カラー複合機「ApeosPort-IV C」「DocuCentre-IV C」シリーズ9機と、モノクロ複合機「ApeosPort-IV」「DocuCentre-IV」シリーズ4機の計13機種を12月12日から順次発売する。スリープモードから3.9秒で復旧する機能などを搭載した。
富士ゼロックスは、ネットワーク対応カラー複合機「ApeosPort-IV C」「DocuCentre-IV C」シリーズ9機と、モノクロ複合機「ApeosPort-IV」「DocuCentre-IV」シリーズ4機の計13機種を12月12日から順次発売する。
全機種に、消費電力の低いスリープ状態からすぐに復帰できる機能を搭載した。独自の人感センサー技術「Smart WelcomEyes」などによるもので、例えばDocuCentre-IV C3375/C2275の場合には3.9秒以内に復帰する。ちなみに、2010年発表のDocuPrintシリーズの際には、スリープモードからの復旧時間は12秒以下としていた。
また省エネ機能として、スリープモードから復帰する際に、本体を「原稿読み取り装置」「操作パネル」「出力装置」「コントローラー」の4部分に分け、使用する部分にのみ通電するようにした。使用部分のみ動作するので静音性にも優れ、かつ、即座に操作パネルが使えるようになったという。
富士ゼロックスでは、複合機単体での販売に加えて、複合機と連係する文書管理サービス「Working Folder」やiPhone、iPad、Android端末向けの無料プリント専用アプリと組み合わせての利用を推奨している。今後もクラウドとモバイルを活用した効果的な企業システムの構築、データ利用スタイルを提案していく方針だ。
価格は102万9000円〜455万7000円。寸法は小型モデルのDocuCentre-IV P-2TSが585×640×874ミリ(幅×奥行×高さ)。
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