人と一緒にいるとき、その人との会話は、実は質問の連続で成り立っているのに気づいたことはありますか? なんなら、友人とのたわいもない会話を録音して聞いてみたらいいでしょう。
「昨日、何食べた?」といったことから、「なんで、それを彼に言わないの?」というシリアスなことまで、会話は質問だらけです。その質問のしかたで、そのコミュニケーションの質が決まっているのです。
相手が気持ちよくもっと話してみようかなと思う質問もあれば、不快な気持ちにさせる質問もあります。そのあたりをよく考えて、慎重に相手に聞く質問を選ぶようにしてみましょう。驚くほど、会話の質が高まると思います。
あなたはふだん、どういう質問をしているでしょうか? ひょっとしたら、自分の可能性を制限するような質問をしているかもしれません。それでは、自分で自分の未来に呪いをかけているようなものです。
さて今度は、あなたの人生を切り開く質問もつくってみましょう。
「自分に才能があるとしたら、それは?」
「最高の人生を生きるとしたら、自分の未来は?」
「自分の夢を実現するのに、助けてくれる人は?」
「これから、どんな奇跡が待っているのだろう?」
このあたりの質問方法については、『ピンチをチャンスに変える51の質問』(大和書房刊)という本にまとめてあるので、1度手に取ってみてください。
(次回は「異文化に触れる旅に出る」について)
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