「やりたくない」気持ちを受け入れる
ある瞬間は「がんばらなきゃ」と気合を入れて乗り切れたとしても、「やりたくない」という原因はそのままになっているので、別の同じような機会に、また「がんばらなければならないモード」が表れてきます。困ったものです。
そこで「やりたくない」という気持ちに見ないフリをしたり、拒否したりするのではなく、一度受け入れることにしています。拒否する姿勢から、受け入れるに変えることで、感情的に落ち着くことができます。
「やりたくない」の背景にある肯定的な気持ちを探る
また「やりたくない」の裏側には「本当は○○だったらいいのに」「本当は○○したいのに」という、肯定的な気持ちが眠っていることもあります。「やりたくない」という気持ちを生じさせている肯定的な背景が分かると、さらに効果的でしょう。
肯定的な背景を探るためには、次の質問の答えを考えてみてください。
行動の目的や意味を明確にする
それでも実際の仕事の中には、時に「がんばらなければいけない」こともあるでしょう。
「がんばらなければいけない」と思っていることでも、その目的や意味を明確にすることで「がんばりたくなる」に変わることがあります。
例えば、私は以前、自身で開発した思考法のセミナーを企画したことがあります。しかし、その開催場所は初めて開催するところだったので土地勘もなく、私にとっては「がんばりたくなる」というよりも「がんばらなければならない」という感覚のほうが強かったのです。
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