「定規で線を引いたらズレてしまった!」を防ぐ3分LifeHacking

線を引いている間に定規がずれてしまい、線の終端がゆがんでしまう経験は誰にでもあるもの。定規の裏面に滑り止めのシールを貼る単純な工夫で、こうしたミスを激減できる。

» 2013年04月30日 13時20分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
「定規用すべり止めシール」。パッケージはかなり地味だが実用性は高い

 定規を使って直線を引こうとして、途中でうっかり定規がずれてしまい、線の端がゆがんでしまった経験はきっと誰にでもあることだろう。定規の端から端までを均一の力で押さえればこうしたミスは発生しないわけだが、単調な作業だとついつい気が緩んでしまうもの。線を引く場合もそうだが、カッターで裁断する際にこのようなミスをすると、絶望的な気持ちになることもしばしばだ。

 こうした場合に役立つ工夫として、定規の裏に滑り止めのテープを貼ってしまう方法がある。こうすれば、定規を抑える力が多少弱まっても、定規がずれることがなくなる。ごく単純な工夫だが効果は抜群だ。

 もっとも、市販の滑り止めテープをそのまま定規の裏面に貼ると、テープに厚みがあるため段差が生じてしまい、かえって線が引きにくくなりかねない。また、粘着力が強すぎると定規が紙に貼り付き、紙が破けたりよれてしまったりする危険もある。

 こうした場合はエヌティーが販売している、その名もズバリ「定規用すべり止めシール」を使うとよい。これなら0.4ミリという薄さでありながら、適度な滑り止め効果を保っているので、紙の破損を防ぎつつ、定規のズレを防いで直線を引くにはぴったりだ。


片面が両面テープになっており定規に貼り付けられる。サイズは40×50ミリで、丸型のバリエーションもある。画像右は三角形にカットして定規の角に貼った状態。定規のズレを防げる

 商品としては地味で、文具店で並んでいるとついつい見逃してしまいがちだが、実用性はなかなかのもの。定規だけでなく、粘着力が低下したマウスパッドの裏面やキーボードの裏など、応用範囲は広いので、いろいろと工夫してみるとよいだろう。


繰り返し使っていると粘着力が落ちてくるので、拭くか貼り替える必要がある。カットせずにそのまま貼り付けることもできるが、透明定規などでは裏側から見えてしまうのでやや不格好。三角にカットして四隅に貼るか、細長くカットして貼るといった工夫をしたほうがよい

本日のレシピ
製品名 実勢価格 発売元
定規用すべり止めシール(NS-250P) 263円 エヌティー

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