いつどこで会ったかも記録できる「Evernote Hello」を活用しようスマホで始める名刺管理(1/2 ページ)

名刺を交換した際に覚えておきたいのは顔と名前。そして、あとから思い出すには交換したシチュエーションも覚えておきたい。そんな“出会い”を分かりやすく記録できるのが「Evernote Hello」の魅力だ。

» 2013年05月08日 21時40分 公開
[今西絢美,Business Media 誠]
「Evernote Hello」

 名刺を交換したときに、相手の名前と顔を覚えておくのがビジネスを円滑に進めるうえでの基本だ。さらに会ったときのシチュエーションも覚えておけば、あとから名刺を見たときに、相手の人となりも思い出しやすいだろう。初対面の人と出会う機会の多いビジネスパーソンにオススメしたいのが「Evernote Hello」というアプリだ。

 Evernote Helloは、クラウドサービス「Evernote」と連係できるEvernote社の公式アプリ。まずはEvernoteにサインインし、自分のプロフィール情報を登録する。次に、位置情報やカレンダーへのアクセスを有効にすることで、会議の場所を記録したり、予定から名前とメールアドレスを取り込んで人を追加したりできる。

photo Evernote Hello
photo Evernote Hello

出会いの記録をタイムラインで分かりやすく表示

プロフィールの登録時には顔写真も登録したほうが親切

iPhone版のホーム画面(画像左)とAndroid版のホーム画面(画像右)では仕様が異なる。Android版では登録したユーザーがタイル状に表示される

 連絡先を追加するには、「手入力」「名刺をスキャン」「Hello Connect」を使用する方法がある。

ホーム画面で「+」をタップすると、連絡先の追加が行える

 まずは基本の「入力」について説明しよう。手入力で登録する場合は、メールアドレス、写真の撮影、名前、電話番号、Twitterのアカウント名を入力するよう促される。自分で入力してもいいし、相手に端末を渡して入力をお願いするのもいいだろう。

 次に本稿でメインとなる「名刺をスキャン」だが、この機能はiPhoneのみ対応している(※プレミアムユーザー向けの機能だが、無料ユーザーも期間限定で利用できる)。基本的にはほかの名刺管理アプリと同じで、名刺をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、文字情報を自動で認識して連絡先に登録してくれる。ちなみに、名前、メールアドレス、電話番号のみ自動読み取りに対応しており、ほかの項目はあとから自分で入力しなければならない。読み取りの精度はお世辞にも高いとはいえないが、入力する項目が少ない分、あとからの入力もあまり手間取ることはない。


写真を撮影する際にはガイドが表示されるので、指示に従って撮影すると、データが自動で読み取られる(画像左)。読み取った名刺データを選択すると、詳細が表示される。LinkdIn、Facebookとの連係にも対応する(画像右)。ちなみにこの機能、かざすだけでシャッターがおりるのが便利で、スキャンした名刺画像のクオリティも高い

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