人見知りでも問題なし! 新しい人間関係を築く5つのコツ3分LifeHacking

人見知りな人や内向的な人にとっては、イベントなどに行き、出会った人と新しい人間関係をつくるのは難しいこと。もっと気楽に人間関係を始められるコツを5つ紹介しましょう。

» 2013年09月25日 08時55分 公開
[John Corcoran(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 実際に会って友だちを作るのは、インターネット上のSNSで友だちを増やすよりもはるかに難しいものです。

 特に人見知りな人や内向的な人にとっては、実際にイベントに行き、出会った人と新しい人間関係をつくるのは難しいことだと思います。そこで、もっと気楽に人間関係を始められるコツを5つ紹介しましょう。

1.相手の役に立ちたいという気持ちで

 出会いの場やイベントに行く前に、ポジティブに、誰かの役に立ちたい気持ちを奮い起こしましょう。これが仕事につながるかもしれないとか、新しいクライアントや仕事のことを考えるのはやめてください。

 新しい仕事を見つけたり、自分のキャリアに生かしたりするために人脈を広げることだってありますから、そういった目的と相反すると思う人もいるかもしれません。しかし自分のことだけを考えてイベントに参加していると相手にはそれが分かってしまいます。そういう下心は目につくものなのです。

 逆に、できるだけ誰かの役に立ちたいという気持ちで参加していると、思いやりのあるいい人だと思われ、相手もあなたに何かお返しがしたいと思うようになります。大したことでなくて構いません。美味しいレストランやおすすめの本、ちょっとしたテック系のTipsを教えてあげるというようなことです。

 ここからがポイントです。イベントの後で、出会った人のうち少なくとも1人か2人にはアドバイスや情報、何らか役に立つものを、メールで提供するようにしましょう。これが長く続く良い人間関係を築く上での小さな一歩となります。

2.人を紹介する

 人と人をつなげるのは大事なことです。2人の人を引き合わせ、それがバッチリはまった時は必ず感謝されます。誰かに人を紹介してあげると、紹介してもらった人は何かお返しをしてくれることが多いです。これはイベントなどで出会った人にも当てはまります。

3.家族の話をする

 「男心をつかむにはまず胃袋から」ということわざがありますが、「人脈づくりの相手の心をつかむには家族から」です。人脈づくりのイベントでは、話題は仕事や業界に関することがほとんど。みんながやっているからと言って、真似する必要はありません。チャンスがあれば、相手の家族や奥さんの話をしてみてください。他の人とは確実に差がつきます。

 ただし初対面の人に、いきなり家族の話題を切り出すのはよくありません。怪しい人だと思われてしまいます。世間話や共通の話題で軽く話をしてから、家族の話題に移りましょう。その話の中で、相手の家族にとって役立つような情報が提供できればなお良しです。

4.相手に話してもらう

 人見知りだから、内向的だから、人脈作りは苦手だと思う人。特に覚えておいて下さい。会話上手な人というのは、聞き上手な人なのです。

 誰かと出会ったら、相手に質問をたくさんして、興味深く答えを聞きましょう。何も自分からベラベラしゃべる必要はありません。自分の話を興味深そうに黙って聞いてくれる人と話すのが嫌いな人はほとんどいません。そういう人に向かって話をするのは楽しいものです。

5.80:20の法則を使う

 人脈作りをしたい人が、新しい人と出会うことに割く時間とすでに出会っている人との付き合いに割く時間を比べたら、その時間があまりにも違うことに驚くでしょう。新しい人と出会うために割く時間が多く、代わりに出会った人や知っている人との関係を育むことに割く時間がかなり少ないのです。

 実際には大事なのはその逆で、80:20の法則(パレートの法則)で言えば、80を知っている人との関係に使うようにしましょう。今ある人間関係を良好に保ち育むことにも、時間と労力をきちんと費やすのを忘れずに!

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