モバイル環境などでWindowsの自動アップデートを一時停止するには3分LifeHacking

Windows用のユーティリティソフト「UpdateFreezer」を使えば、Windowsソフトの自動アップデートを一時的に無効化できる。外出先でノートPCをバッテリー駆動で使用している際や、低速なモバイル回線でネット接続している際に便利だ。

» 2013年11月20日 10時26分 公開
[kizuki,Business Media 誠]

 最近ではWindowsソフトの多くが、自動アップデートに対応するようになった。セキュリティの向上には大変有用だが、例えば外出先でノートPCをバッテリー駆動で使用している際や、低速なモバイル回線でネットに接続している際などに自動アップデートの通知が表示されると、そのタイミングの悪さに辟易することもしばしば。

 こうした場合に便利なユーティリティが「UpdateFreezer」。その名の通りアップデートを一時的に停止できるソフトで、Windowsにインストールしているさまざまなソフトの自動アップデートをワンクリックで停止できる。Windows Updateにも対応しているので、知らないうちにWindows PCが自動的に再起動するのを防ぐのにも役立つ。

「UpdateFreezer」の画面。現状の自動アップデートのステータスが一覧表示される。GoogleやApple、Adobeなどのソフトウェアのほか、Windows Updateにも対応している

 本ソフトを起動すると、自動アップデートに対応したソフトが一覧で表示される。画面上部の「Disable All」をクリックすると、すべての自動アップデートを停止できる。元に戻したい場合は「Restore All」をクリックすることで、従来の設定に書き戻すことができる。特定のソフトだけを停止させることも可能なほか、ソフト側が対応していれば、アップデートの通知だけを表示したり、ダウンロードだけを行うといった設定に切り替えることも可能だ。

画面上部の「Disable All」をクリックすると、すべての自動アップデートを無効化できる

 これらの設定は個々のソフト側での設定を上書きするのではなく、「Restore All」をクリックすれば個々のソフト側で行っていた設定に復元されるので、過剰に設定が書き替えられることもない。各ソフトの現状の設定が一覧できるので、自分のポリシーに反した設定をしているソフトを発見しやすい利点もある。

元に戻したい場合は「Restore All」をクリックする。スケジュール設定で自動的に元に戻すといった機能はないので、無効化した後は手動による復元を忘れないようにしよう

 なお冒頭にも書いたように、ソフトウェアのアップデートはセキュリティ関連の問題を解決するために行われることが多く、常時オフにしておくことはオススメできない。止むを得ない場合だけ本ソフトをオンにして自動アップデートを停止し、それ以外の場合は元に戻しておくよう心掛けたい。

個々のソフトの自動アップデート設定を一時的に変更することも可能。なお、もともと無効になっている場合は、この画面で一時的に有効化することはできない場合が多いようだ
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UpdateFreezer IceJS 無料

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