自分の仕事の必要性を疑え。そして誇りを持つこと。
本連載は、酒井穣著、書籍『君を成長させる言葉』(日本実業出版社刊)から一部抜粋・編集しています。
わたしたちはだれでも、自分の深い部分に触れられると拒絶してしまいがちです。人生の先輩である賢人たちの言葉には、そのように拒絶したくなるものも多いことでしょう。しかし、そのような言葉からポジティブな「何か」を感じ取り、それを実行に移す素直さが人の成長を促します。
一生かかっても読みきれない量の賢人たちの言葉の中から、著者が後輩たちのため、また著者の娘のためにチョイスした「君を成長させる言葉」とそれに対するコメントを紹介していきます。
言わせてもらうと、この業界には、我々だったら誇りを持てないような製品、家族や友人に勧められないような製品がある。
我々にはそんなことはできない。
ゴミを売ることだけはできないんだ。
経営者/スティーブ・ジョブズ(『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉』)
つねに、自分の仕事の必要性を疑うこと。誰だって、自分の仕事は重要だと信じたいからこそ、危ないんだ。
大事なのは、自分が顧客に提供している価値にフォーカスすること。本当の意味で、なんの役にも立たないものを大事に守らないこと。
無駄なことは、無駄なんだよ。
本質的には、もっと大事なことがあるっていうふうに感じたら、それを追いかけるべきでしょ。
君は、すごいことをするために生まれてきたんだよ。
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