聞いて楽しくなることを話す人には魅力があるのです。
本連載は、イノベーション・クリエイターの千田琢哉著、日本実業出版社刊『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』から編集転載しています。
踏ん切りが付かず、いつまでも行動を起こせないことがあります。
でも、「前例がないと不安」「過去の栄光にしがみつきたい」「世間体を捨てられない」「どちらを選べば良いか迷う」よりフライングしてでも「早くスタートする」人が成功するのです。
一歩を踏み出すために必要なのはほんの少しだけ勇気。3300人のエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話の中から、また流動性が高く、短期間で成果を求められるコンサルティング業の中から著者が得た知恵を元に、一歩を踏み出すための勇気を与え、背中を押す101の言葉からいくつかを紹介します。
吉報の配達人になると、人生が豊かになる。
「いつもネガティブに考えてしまう」自分に自信が持てない君の背中を押す言葉
高校時代の友人に、頭のデキがそんなに自分と変わるとは思えないのに、なぜか人望があって人が吸い寄せられる不思議な魅力の持ち主がいた。もちろん今も幸せそうだ。
その魅力の秘密に、遅ればせながら社会人になってから気づかされた。
彼は吉報の配達人だった。
彼と会うといつも開口一番「そういえばこんないい話があって」から始まる。世の中にはこれと逆のことをやっている人が多い。
悪口の運び屋ではなく、吉報の配達人になりたい。
愚痴は愚痴を、吉報は吉報を集める習性がある。
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