どちらを選ぼうかと迷ったとき、うまくいかないと思う方を選べばいいと思うのです。
本連載は、イノベーション・クリエイターの千田琢哉著、日本実業出版社刊『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』から編集転載しています。
踏ん切りが付かず、いつまでも行動を起こせないことがあります。
でも、「前例がないと不安」「過去の栄光にしがみつきたい」「世間体を捨てられない」「どちらを選べば良いか迷う」よりフライングしてでも「早くスタートする」人が成功するのです。
一歩を踏み出すために必要なのはほんの少しだけ勇気。3300人のエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話の中から、また流動性が高く、短期間で成果を求められるコンサルティング業の中から著者が得た知恵を元に、一歩を踏み出すための勇気を与え、背中を押す101の言葉からいくつかを紹介します。
迷ったら、
すぐに評価されないほうを選ぶ。
「決断が遅いこと」に劣等感を抱いている君の背中を押す言葉
どちらにするか迷った場合には、「今すぐ評価されない」「今すぐもうからない」選択肢を選んでおけば間違いない。
なぜなら「評価されない」「もうからない」というつらい選択肢にもかかわらず、「評価される」「もうかる」という甘い選択肢とあなたの心の天秤では同等に釣り合っているからだ。
それでも迷うということは、本当に情熱を注ぎ続けられる選択肢は、「評価されない」「もうからない」側であることは明白だ。
実際に壁にぶつかった際には、情熱で乗り切るしかないのだから。
判断は論理的に、決断は好き嫌いで。
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