「このオフィス、何かヘン!」と感じる気持ちが大切仕事効率アップはかたづけにあり

書類や資料が山積みの雑然としたデスク。あなたはその状況に慣れてしまっていませんか? 散らかったデスク周りは見た目が悪く、非効率なだけでなく、新入社員や後輩に悪い癖を“伝染”させてしまう恐れも。そこで、デスク周りをスッキリ保つコツをご紹介しましょう。

» 2015年01月07日 06時00分 公開
[企業実務]

月刊誌「企業実務」とは

Photo

企業実務」は、経理・総務・人事部門の抱える課題を解決する月刊誌。仕事を進める上で必要な実務情報や具体的な処理の仕方を正確に、分かりやすく、タイムリーにお届けします。1962年の創刊以来、理論より実践を重んじ、“すぐに役立つ専門誌”として事務部門の業務を全面的にバックアップ。定期購読はこちら

 本記事は企業実務のコンテンツ「仕事効率アップはかたづけにあり」から一部抜粋・編集して掲載しています。


Photo マンガ:青木秀一

 心理学で、「人は環境に適応する生き物である」という考え方があります。適応には良い例も悪い例もあります。突然ですが、今、あなたのデスクは整理・整頓されていますか?

 あなたはこれまでさまざまな仕事をこなすなかで、文書を作成したり、あるいは資料を受け取ったりしてきたと思います。つまり、時間の経過とともに、あなたのモノの量は随分と増えているはずです。

 これは新入社員も例外ではありません。わずか数カ月でデスクは書類であふれ、入社当時の状態は見る影もない人もいるでしょう。ひょっとすると、そうした新入社員の近くに座るあなたのデスクも書類が山積みになっていませんか?

 つまり、新入社員はいつの間にか周りの環境に適応し、入社当時は「先輩のデスク、散らかってる」と感じたとしても、その違和感がもうなくなっているかもしれないのです。ベテラン社員であればなおさら、自分のデスクが散らかっていても、どこが変なのか分からないかもしれませんね。

“散らかし癖”からの脱却

 では、悪い意味での“慣れ”(散らかし癖)から、どのようにして脱することができるのでしょうか?

 その第一歩として、まずタイミングを決めて、その都度デスクを片付けることから始めましょう。

 例えば、「退社する時はデスクにPCと電話と卓上カレンダーだけ置いた状態にする」といった具体的な理想のイメージを決めてルール化すると効果的です。

著者プロフィール:小松 易(こまつやすし)

Photo

日本初のかたづけ士。「“かたづけ”を通じて人生を変える」をコンセプトに、経営者や企業向けのコンサルティングや研修を行っている。著書にベストセラー『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(中経出版)ほか。スッキリ・ラボ


マンガ著者プロフィール:青木秀一(あおきしゅういち)

マンガ・プロダクション アウチ!代表。マンガ冊子、マンガパンフレット、マンガチラシなど紙・Web問わず広告・宣伝のためのマンガ企画・制作を行なっている。マンガプロダクション アウチ!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ