今やビジネスパーソンの必需品ともいえるスマートフォン。仕事に役立つアプリも続々と登場している。でも実際のところ、どれくらいの時短につながっているのだろうか? アプリを使わない場合と比べてみると……。
今や、ビジネスパーソンの必需品ともいえるスマートフォン。メールやスケジュールをリアルタイムでチェックでき、すきま時間にちょっとした調べものもできてしまう。アプリストアにもビジネスカテゴリーが用意され、便利なアプリが続々と登場している。
普段、何気なく使っているアプリだが、実際のところ、どれだけ時短に貢献しているのだろうか。本企画では、3種の人気アプリについて、“体を張って”時短効果を検証してみた。
今回、時短効果を検証するのは次の3つのアプリだ。
検証方法は以下の通りだ。
まずは「netprint」からスタートだ。このアプリは、セブン-イレブンにあるマルチコピー機で、スマホやタブレットの中にあるデータをプリントできるサービスだ。外出先で、急ぎで取引先に渡す資料をプリントしなければならないとき、打ち合わせの配布資料に急な変更があってプリントし直す時など、さまざまなシーンで役に立つ。
今回は、駅に着いた時に配布資料の変更が伝えられ、プリントし直すことになったシーンを想定。「家に帰ってプリントし直した場合」「netprintを使った場合」のそれぞれにかかった時間を比べてみた。
まずはアプリを使わず、自社に戻ってプリントするパターンを試してみよう。
さすがにこれは時間的にも金銭的にも辛い。取引先に頭を下げてプリントさせてもらったほうがいいかもしれない……。
「netprint」を使うとどうだろうか?
初回利用時にはユーザー登録をする必要がある。もっとも氏名、ふりがな、電話番号、メールアドレス、ユーザーIDを登録し、パスワードを決める程度なので、すぐにログインできる(画面=左)「ファイルをプリント」を選択(画面=右)
スマホ内のフォルダからファイルを選ぶ。ここが少々面倒くさいが、メールの添付ファイルを保存しているのなら「Download」を選べばOK。ファイルを選択すると予約番号が発行される。なお、「docx」形式のファイルは非対応ででエラーが出てしまう。PDFファイルはOKだ(画面=右)試した結果、外出先でのプリントは「自宅プリント」よりも「netprintr」のほうが14分も早かった。自宅プリントの場合は、戻る時間が加わるので、さらに不利になる。
ただ「netprint」は、ファイル形式が非対応の場合がある点、そして1枚60円とコストがかかる点がつらい。特にコストは20枚となれば1200円、100枚なら6000円となってしまうので、ふだん使いにはできそうもない。
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