HIGHTIDEの2013年版、注目は2種類の予定を記入できるダブルマンスリー:手帳2013(2/2 ページ)
ハイタイドが6月に開催した新作文具/雑貨発表会。注目は月間ブロックタイプの予定記入欄が2つある、ダブルマンスリータイプの手帳「B6 DOUBLE MONTHLY NV」だ。
Minute Manager Indicatorはあり得ないネーミング
ハイタイドの手帳シリーズの1つ「Minute Manager」は、新色のミントが登場した。
余談だが、Minute Managerには次のようなエピソードがある。2002年に登場し、10年の長きに渡って続いているシリーズだが、社内のデザイナーによる「Minute Manager」「Schedule」「lndicator」という文字の並びは、デザインを優先して単語を並べたという。特に3つ目のlndicatorは、男性的なかっこいい単語がほしかったのでこうしたらしい。
ところがこれが、イギリス人には奇異に感じられるらしい。いわく「意味が飛躍している」のだとか。日本人にはさほど奇異に感じられないが「これはありえない」という旨の指摘を受けたという。
iPad、iPhone用スタンドも登場
スマートフォンやタブレット用アクセサリーにも新作が登場。特にアクリル製のiPad用スタンドは、Appleのテレビ電話機能「FaceTime」利用時にも使える。またiPadカバーは、背面に回して机上に置いたときに3段階に角度を変えられる。
この他、携帯できるホワイトボードとマーカーのセット「orator」や、CD-Rの収納ポケット付きのアルバムなどの商品も展示していた。
これらの商品は、手帳は8月以降に、そのほかの商品は7月上旬から8月以降に店頭に登場するそうだ。
著者紹介:舘神龍彦(たてがみ・たつひこ)
手帳評論家。最新刊『使える!手帳術』(日本経済新聞出版社)が好評発売中。『手帳カスタマイズ術』(ダイヤモンド社)は台湾での翻訳出版が決定している。その他の主な著書に『手帳進化論』(PHP研究所)『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)『システム手帳の極意』(技術評論社)『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』(岩波書店)などがある。誠Biz.IDの連載記事「手帳201x」「文具書評」の一部を再編集した電子書籍「文具を読む・文具本を読む 老舗ブランド編」を発売
関連記事
- 手帳をパワーアップする、ユニークなペンホルダーを探す
つねに筆記具を持ち歩くのにぴったりな、手帳に増設できるユニークなペンホルダー3製品を紹介しよう。 - ブックバンドもしおりもペンホルダー付き――ハイタイドが読書用グッズ2製品
ハイタイドは新製品としてペンホルダー付きのブックバンドとブックマーカーを発売する。 - アナログ環境で1日のスケジュールを持ち運ぶ
1日のスケジュールを手帳やノートに貼り付けて持ち運べるツールを紹介しよう。 - ボールペンのBICがノートに 日本発――ハイタイドとのコラボ
BICと言えばオレンジ色のボールペン。このボールペンのデザインがノートになった――。日本の文房具メーカー、ハイタイドとのコラボ製品である。 - マイ手帳をオプションでパワーアップする
いつも使う手帳を使いやすくパワーアップ――。そんなオプション、5種類をまとめて紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.