事情通からは「巨人を襲った賭博問題は氷山の一角であり、巨人内部、さらには他球団にもA氏と関わりを持った主力選手がまだまだいるらしい」とささやかれているが、それが真実か否かについては巨人が既に開始している内部のヒアリング調査とNPBの調査委員会の最終報告を待つほかにないだろう。
ただ、どのような形になるにしても繰り返すが、巨人の球団幹部、そして原監督をはじめとする現場スタッフは球界を大混乱に陥れた2選手について監督管理を怠った“ケジメ”をつけなければならない。たとえチームがこの先のCSを突破し、日本一に輝いたとしても、それは帳消しとはならないはずだ。
2015年のチームスローガンを「新成」としたように、巨人は今回おのずと植え付けられてしまったダーティーなイメージから脱却を果たすべく今オフ、できる限りのリセットを図るべきである。それが組織というものだ。特に希代の名将・原監督には「潔さ」と「男」を見せてほしい。
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メディアに対して「見返してやる」――40歳、上原の“反骨心”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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