ガンホー・オンライン・エンターテイメントは5月27日、スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」中国版の事前登録を始めたと発表した。中国のネット大手Tencentと共同開発した。同社株価は収益拡大を期待する買いが入り、反発している。
「パズドラ」は既に北米、韓国、台湾、香港に展開しているが、中国への展開は初めて。中国版ではTencentと共同で手を入れた。当初は昨年のリリースを予定していたが、昨年末の時点で16年1〜3月の公開へと延期しており、さらにずれ込んだ形になった。
中国のスマホゲーム市場規模は2015年に541億人民元(約9029億円)。同年の世界ゲーム市場規模ランキング(スマホゲームを含む)で米国を抜いてトップになり、今後も成長が見込まれている。
午前の株式市場で、同社株価(東証1部)は前日比49円高(+18.85%)の309円と、値上がりランキングで上位に。一時は1兆円を超えた時価総額も3268億円(27日午前終値ベース)にまで落ち、「モンスターストライク」のミクシィ(3430億円)に水をあけられているが、中国市場への投入で巻き返しに期待がかかる。
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