ビジネスメール、語尾に「!」はマナー違反?

» 2016年06月02日 17時05分 公開
[ITmedia]

 メディケア生命は6月2日、「ビジネスマナーに関する調査」を発表した。ビジネスメールに関する意見が分かれやすい事柄について、「ビジネスマナーとして、”アリ”か”ナシ”か」で回答を募った。

 70.6%がアリと答えたのは「『〜させて頂く』という言葉遣い」。敬意や謙遜を表すために使いがちな一方、慇懃無礼に当たるケースもあると指摘されることがある表現だが、70%以上が許容している結果となった。

ビジネスメールに関するマナー調査

 その他の項目に関しては、いずれもナシ派が上回った。「上司や取引先のメールの結びで『取り急ぎ○○まで』を使うこと」(アリ46.4%、ナシ53.6%)、「宛名で社名や部署を省略すること(名前+様だけ)」(アリ32.9%、ナシ67.1%)、「件名に『Re:』がいくつも続くこと」(アリ32.8%、ナシ67.2%)、「メールで署名を省略すること」(アリ30.1%、ナシ69.9%)――と続く。

 特にナシ派が多かったのは、「メールの語尾に感嘆符(!マーク)をつけること」(アリ17.7%、ナシ82.3%)と、「遅刻・欠勤の連絡をメールだけで行うこと」(アリ16.7%、ナシ83.3%)。社風にもよるが、これらの行動は避けたほうが無難なようだ。

ビジネスメール、「!」はマナー違反!

 調査では、「もし芸能人がビジネスパーソンになったら」「やってしまいがちなビジネスマナーのミス」「ビジネスマナーができている人を恋愛対象として評価するか」などについてもまとめられている。

 4月25日から4月27日にかけてインターネットリサーチを行い、20歳〜59歳のビジネスパーソン(正社員、公務員、団体職員)1000人の有効サンプルを集計した。調査協力機関はネットエイジア。

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