金融機関のデジタル活用〜デジタル活用のヒントを探る〜
特集
» 2017年10月24日 11時00分 公開

ターゲットは若者:将来稼ぐ力を予測する「AI融資」の狙いとは (3/3)

[鈴木亮平,ITmedia]
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個人融資の「負イメージ」を変えられるか

――若者の中でも、どのような層がターゲットですか?

小島: 主に、自己投資をしてキャリアアップを考える若者を応援したいと考えています。

 個人の借り入れと聞くと「消費者金融で“生活資金”を借りて使う」といったイメージが強いですよね。

 しかし、若い世代は将来に向けて留学や資格の取得など、自分への投資にお金を使いたい(借りたい)という人も多いわけです。単純な生活支援ではなく、そうした夢にチャレンジする若者に使ってもらえるサービスを目指しています。

 また、20〜30代は「結婚」や「引っ越し」といったライフイベント(急な資金ニーズ)が他の世代と比べて多いのですが、資金的余裕がない人は出費を抑えるために我慢せざるを得ません。お金がないということで、貴重な「体験」や「思い出」が得られない。こうした機会損失をなくしていくことにも、貢献していきたいですね。

――最後に、数値目標について教えてください。

小島: 4年以内に黒字化を達成します。そして、10年以内に融資残高5000億円、加入者100万人を目指し、既存の(アコムやプロミスなどの)大手貸金業者と同等の規模に成長していきたいですね。

photo 筆者もAIスコア・レンディングにログインし、約100項目の質問に答えてみた。回答数に応じてスコアアップし、最終的に「646スコア」を獲得(1000点満点)。筆者の場合、金利は10.9%で100万円まで借りれるようだ
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