同社は、「日本の伝統話芸である落語を通じて、コンプライアンスの大切さなどを、印象深く、面白く伝えることができる。聴き手の心の中に、うなずきが生まれるからこそ、意識向上の効果が期待できる」とする。
これまでに、落語家の春雨や風子さんによる、コンプライアンスのいろはを学ぶ総論編の「咎の素(とがのもと)」、パワハラ編の「嫌力者(けんりょくしゃ)」、雷門音助さんによるSNS編「誤謬(ごびゅう)のつぶやき」が披露されており、今回の春風亭昇也さんによる情報開示編の「つつみ隠し」が4作品目だ。
コンプライアンスカレンダー
コンプライアンスに詳しいご隠居が、大工の八っつぁんに、コンプライアンスと法令順守の違いや、さまざまなコンプライアンス違反について指南。その中で、例えば、呉服屋の宣伝のためにSNSを使い、写真を撮って投稿していた八っつあんが、コンプライアンスの観点から大変な目に遭う。また、棟梁からパワハラに遭っていると悩む八っつあんが、実は加害者になってしまうといった話などが展開される。
ご隠居と八っつあんの掛け合いで、堅苦しい話を親しみやすく伝えることができるのが、コンプライアンス落語の特徴だ。
- 更地になったシャープ旧本社に何を思う
大阪市阿倍野区のシャープ旧本社が更地の状態に。当初の計画では、8月31日までには解体工事が完了する予定であったが、工事は前倒しで進んでいるようだ。この光景に嘆きの声も。
- いつもと違うぞ!? 年末商戦でエプソンが見せた「新手」
セイコーエプソンは、2017年の年末商戦で、プリンタのインクカートリッジモデルの主力製品に関するテレビCMを一切行わなかった。そのわけというのは……。
- どんな会社でも不正が起きてしまうワケ
なぜ企業における不正や不祥事は一向になくならないのだろうか。「職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち」の著者で、数々の企業の経理業務に携わってきた前田康二郎さんに企業にはびこる不正の実態を聞いた。
- 社員に不正を起こさせない方法はあるのか?
後を絶たない企業の不正、不祥事。社員の不正を防ぐためにはどうすればいいのか? その対策について専門家に聞いた。
- 富士通が島根でロボット生産に踏み切った理由
富士通のPC生産子会社の島根富士通が、ロボットの生産に乗り出した。PC製造で培ったノウハウなどを生かすことで、新たな事業として立ち上げ、今後のビジネス成長のドライバーにしたい考えだ。
- 果たして8Kは普及するのか? 国内電機メーカーに温度差
8Kの実用放送が2018年12月1日からスタート。年内には8Kが一般家庭でも視聴できる環境が整うというわけだ。だが、8Kに対する国内電機メーカー各社の足並みはそろっていない。年初に米国・ラスベガスで開催された「CES 2018」でも垣間見られた。
- 鴻海からの“心遣い”を、シャープはどう受けとめたのか
台湾の鴻海によるシャープ買収決定後に開かれた共同会見において、鴻海・郭会長兼CEOはシャープのイノベーターとしての歴史をべた褒め。ところが、両社の経営に対する基本姿勢はまるで異なるものなのである。
- エプソン、国内プリンタ事業拡大へ大勝負
セイコーエプソンおよびエプソン販売が、大容量インクタンクを搭載した新製品を投入する。初の日本市場専用モデルということで、同社にとっては国内プリンタ事業の転換に大きな一歩を踏み出すものになるはずだ。
- 日本の産業を死守! シャープ幹部が明かすJDIと協業の狙い
シャープは、経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)に対し、ディスプレイ事業における協業を申し入れていることを明らかにした。シャープの上席常務でディスプレイデバイスカンパニー社長の桶谷大亥氏がその狙いを語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.