――どのような顧客層がターゲットなのか。各社の見解は。
ドコモ藤間氏: すでにSMSを使っている層が一番のターゲットだが、30代より上のビジネスパーソンにも使ってほしい。
KDDI金山氏: 中高年層や未成年など、老若男女問わず使ってほしい。
SB千葉氏: まずはSMSのユーザーに使ってほしいが、さらに普及させたい。
――キャリアは「+メッセージ」をどんなビジネスに生かす予定なのか。
SB千葉氏: 詳細は未定だが、送金サービスなどとの連携を視野に入れている。
――既存の電子メール(キャリアメール)と「+メッセージ」のすみ分けはどうなるのか。
KDDI金山氏: 現在のユーザーは、用途や相手に応じて利用ツールを変えている。メールの主な用途は、フォーマルな連絡やメルマガの受信などに限られてきているようだ。一方、「+メッセージ」はCtoC(ユーザー同士の連絡)で使われやすいと考えている。
ドコモ藤間氏: 当社では、メールは受信専用に用途が変わってきたとみている。「+メッセージ」は相互のやりとりに適したサービスだ。
――ソフトバンクが現在提供しているMMSサービス「S!メール」は今後どうなるのか。
SB千葉氏: 引き続き提供する。「S!メール」と「+メッセージ」がストレスなくやりとりできるよう、UIを工夫する。
――企業が公式アカウントを開設した場合、ユーザーに連絡する仕組みはどうなるのか。
KDDI金山氏: SMSと同様、企業からメッセージを預かってサーバ経由で送信する仕組みになるが、少し発展させたものとなる。
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