米投資調査会社Fundstrat Global Advisorsの共同創業者トーマス・リー氏は7月5日、米CNBCに出演し、2018年末にはビットコインは2万ドル以上にまで値を上げると強気の予想を示した。
リー氏によると、その根拠は「ビットコインは歴史的にマイニングコストの2.5倍の価格で取引されているため」という。
「現在のビットコインのマイニングコストはおよそ7000ドルで、マイニングの難易度が増すにつれ年末には9000ドル程度まで上昇するとみる。マイニングコストの上昇を反映し、ビットコインが2万ドル以上になることは疑いの余地もなく、2万5000ドルを超える可能性も考えられる」と、リー氏は予測する。
またリー氏は、ブロックチェーン(分散型取引台帳)についても言及。ビットコインやブロックチェーンは変革の初期段階にあるとし、「1990年代からモバイルやインターネットの研究に取り組み、20年間にわたってその変遷を見てきた。ビットコインやブロックチェーンも、これらと同じように産業を変革するだろう」と語った。
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