広告業界で残業時間が最も少ない企業は? 転職口コミ情報サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイがまとめた結果、1位はサイバー・コミュニケーションズで26.3時間だった。社員からは「“ノー残業デー”がチーム単位に自由に設定されるようになったため、以前よりは帰宅しやすくなった印象だ」との評価が寄せられた。
2位はサイバーエージェント(37.2時間)。「裁量労働制のため残業代は出なかった。繁忙期を過ぎると自分で働き方をコントロールできる。有休は取得しやすい雰囲気だった」という。
3位はオプトホールディングス(40.8時間)。「ゴールデンウィークや年末年始などは1週間以上も会社全体が休みになる。非開発部門は基本的に残業が少なく、あっても1日に1時間程度。有休や代休も比較的取りやすい」といった声が寄せられた。
4位はアサツーディ・ケイ(43.1時間)。「キャンペーンの合間や閑散期など、それほど忙しくない時期もある。部署やチームによって残業に対する考え方が違うところもあるが、うまくやりくりできれば夏季に1週間の休みを取得することも可能だ」との意見があった。
5位は電通(50.4時間)。「“一連の問題”があり、午後10時までしか残業できなくなった。全社的に月65時間までしか働けなくなり、かなり楽になっている。土日の勤務については基本的には禁止になった」と働き方改革は推進されているようだが、改善の余地はまだありそうだ。
調査は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「広告」に記載があり、15年4月1日〜18年3月31日に「キャリコネ」に正社員として登録しているユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業をランキング化した。
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