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» 2018年12月13日 09時00分 公開

退職金離婚に陥らないための投資経験値渋谷豊の投資の教室(4/4 ページ)

[斎藤健二,ITmedia]
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サイトウ: 長期投資をしている途中でお金が必要になったらどうしましょう?

渋谷: 投資というのは、途中でやめることを前提にすると、堪え性がなくなるんです。例えば仕事を変えたくなった時に、生活に必要なお金がないからといって投資を途中でやめて現金にするのはもったいない。いまの仕事を辞めても、次の職が見つかるまでの6カ月間、生活できるだけのお金を用意しておくのは長期投資を成功させるための最低限の話です。そういう心と懐の準備があれば、投資の資産を切り崩すことなく長期で資産形成が可能になります。

 また、1年や2年の間に、結婚する、車を買う、家をリフォームするといった将来使うことがみえているお金があれば、その分は別に保管しておきましょう。

サイトウ: 必要になりそうなお金は投資に回さない?

渋谷: それが基本です。投資は、取り崩す時のタイミングによって、市況が良い時と悪い時があります。マーフィーの法則じゃないですけど、取り崩すときは、たいてい市況が悪い時なんですよ。一般的には、生活に必要なお金と長期で投資するお金をきちっと分けること。投資用のお金は、長期の成長を信じて運用に回すのがよいと思います。

ファイナンシャルアカデミー取締役。中上級者向け講座では教壇にも立つ。大学卒業後、邦銀勤務を経て、慶應義塾大学大学院 経営管理研究科(MBA)を修了。その後、米系、仏系銀行のプライベートバンク部門にて、富裕層の資産運用業務に13年間従事。2008年の世界的金融危機を体験し中立的な金融アドバイスの必要性を痛感し、独立系投資顧問会社代表に就任した後、さらに幅広い層に金融経済教育を広めるためファイナンシャルアカデミーに参画。現在は投資信託スクールでの講師のほか、Jリーグの選手への講演等も行う。ファイナンシャルアカデミー

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