さらに、Sansanでは営業担当者が取引先の会社の「どの部署」にアプローチしているかにも着目。やはりユーザーの持つ名刺データを分析することで、他社の営業と交換している比率が高い部署のランキングを業界ごとに算出した。
全体的にどの業界でも「総務」や「購買」といった、社内で使う商品やサービスの選定を担う部署がトップとなる傾向がみられた。一方で卸売業界では「建築関連」の部署が28.1%で首位になるなど、営業との接触頻度で業界ならではの違いもみられた。売り込む企業のジャンルに応じてどの部署に営業をかけるべきか、工夫が必要と言えそうだ。
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