ではそういう判断をするにはどうするか、前提となるのは、「知識」だ。ベースとなる知識や情報がなければ判断のしようがない。もちろん経験も含まれる。よくトラブった時に先輩に助言をもとめるのは、経験があるからだ。
知識がある人は、前提として、知識を得よう、学ぼうという意識が高い。適切な判断をするためには、知識を得るための学習が必要となるが、学習意欲の高い人は、固定観念にこだわらない人が多く、判断も柔軟だ。また、学ばない人に成長はない。
となると、ビジネスセンスがあるとは、結果、行動に、判断センス、学習センス、これすべてが必要ということになる。
ということは、ビジネスセンスというのは、学びから結果までのすべてのプロセスを指すことになるのだろうか。
単に何かの知識を得たからといって、単に何かの戦略を選択できたからといって、これまでとは違った行動をしたからといって、たまたまいい結果を出すことができたからといって、急に「ビジネスセンスあるね―!」とはならないということだ。
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