5月14日。日産自動車は2018年通期決算を発表した。昨秋以降お家騒動で揺れ続けた日産は経営的にも大丈夫なのかとウワサされてきたが、決算内容はもうズタズタで、かつ対策が完全に後手に回っていることが露呈した。
まずは数字の確認だ。昨17年度と今年18年度を比較してみる。
単純に減収減益減配というのみならず、滅多打ちというかフルボッコというか、1項目たりともプラスになったところがない。華麗とさえいえるほどの惨敗ぶりである。
資本主義経済に対するテロ行為 ゴーン問題の補助線(1)
日産リバイバルプランがもたらしたもの ゴーン問題の補助線(2)
フランス政府の思惑 ゴーン問題の補助線(3)
ガバナンスの失敗 ゴーン問題の補助線(4)
ゴーン氏が「悪者」で西川社長が「男らしい」というおかしな風潮 後編Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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