「首から上」のサポートを目指し、2年かけて開発したのがUPTISだ。この製品は、デスクの天板の角度を8段階で調節できる。「ノートPCの高さを調節するツールを使う人は多いが、その場合、手首に負担がかかることも多い。だから、天板全体を傾けることにした」(赤松氏)。天板の角度は最大12度で、この角度で使うことを推奨している。天板を上から手で持ち上げるだけで傾きを調節できる。
ノートPCの作業スペースが傾くようになっているため、その隣の部分に荷物や書類を置くスペースを設けている。バスケットとトレーの2タイプがある。また、天板の奥には、スマホやポーチなどを置けるユーティリティートレーを設けている。
実際にUPTISの前に座ってみると、ノートPCの画面が自然と視界に入ってくるような気がした。普段のような、画面をのぞき込む感じがない。また、腕や肩に力が入りすぎない。
赤松氏は「UPTISによって、視点が上がり、首や手首の筋肉負担が少ない姿勢をとることができる。『机が人に合わせる』デスクワークを可能にすることで、仕事のパフォーマンス向上に貢献したい」と話した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング