強い組織を作る人事の技
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» 2019年08月22日 08時00分 公開

悩めるマネジャー必見:なぜ今、「ガチガチの管理」が機能しなくなったのか――「管理をやめた成長企業」の社長に直撃 (2/6)

[やつづかえり,ITmedia]

勤怠や経費精算の手間を掛けずにすませるには

Photo メルカリCIOの長谷川秀樹氏

長谷川: 今、メルカリでもラクローを検討しています。社内のWi-Fiに入っている時間で出社と退社を記録していたんですけど、メルペイを始めてから直行直帰する営業の方が増えて、働き方が多様化してきました。ラクローならGoogleカレンダーの予定からインとアウトを取れるというので、いいなと。

 さっきの話にあった、「中抜けに対応している」のも面白いですよね。昼間に歯医者に行くという予定をカレンダーに登録するとして、あらかじめ決めた文字列を入れるようにすると、そこは勤務時間から除外されるとか。

倉貫: あまり焦らずに、地道にコツコツと機能を充実させていこうと思ってます。最初に厚生労働省の認可ももらったということもあって、「ラクローを使えば法律を間違いなく守れる」というところを保証するものにしたいな、と思っているんです。

長谷川: 僕らはSlack連携機能をリクエストしていて、ラクローで集計した労働時間をSlackが知らせてきて、OKならそのまま承認、修正が必要ならSlack上で修正して勤怠システムに流せるようにしたいんです。

 メルカリではSlackをパーソナルアシスタントにしようとしているんですよ。勤怠にしても、経費の精算にしても、ラクローのデータやクレジットカードのデータを引っ張ってきて、まずはSlackの方から「これでいいですか?」というのがメッセージで表示され、それに答えるだけで事務作業が終わる。あとはエンジニアなりマーケッターなり、その人の本来の仕事に集中できる――そういう世界にしたいんですよね。

倉貫: 自分で経理システムを起動したりしなくても、Slackの方から言ってくる、ということですか。

長谷川: そう。自分でやろうと思っていても忘れちゃうから、「向こうから来る」というのにこだわってます。

倉貫: それ、めっちゃいいですね! なるほど、ラクローもそのコンセプトに合ってるわけですね。

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