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» 2019年11月18日 22時00分 公開

「第三極」になれるか:【一問一答】ヤフーとLINE、米中IT巨大化への危機感 スマホ決済サービスはどうなる? (3/3)

[加納由希絵,ITmedia]
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ソフトバンクグループ・孫正義氏からの言葉

――ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長から何か話はあったか。

川邊氏: 今回、孫さん主導で進めたという報道が先走っている。しかし、孫さんはあまり関与してこなかったというのが事実。先述のように、新年会から端を発しており、当事者で何度も話をした後で、親会社と4社で進めてきた。ただ、(ZHDの)取締役という立場でもあるため、情報共有のために9月に説明した。その時は「100%賛成である。日本、アジアのインターネット業界のためにスピーディーにやる必要がある」という話があった。

 また、「ユーザーのためになることをしない限り、そして、今までできなかったような課題解決につながらない限り、誰からも支持されない」という話もあった。

「One Team」で事業拡大を目指す

――これまでの話の中で「1年で大きく変わる業界」という話があった。経営統合までの1年間をどう捉えているか。

川邊氏: 各種の審査や手続きを終えるまでは別の会社。社員たちには「思い切りLINEと戦え。勝負し続けろ」と言っている。現場は切磋琢磨してやっていく。そして、経営陣がチームワークづくりをしていく。全てはユーザーのため。“花嫁武者修行”をするといった感じだ。

出澤氏: 当社も同じ。今からできることは、より良いサービスをつくって、少しでも成長しておくことだ、と社員に話している。

――今後の合従連衡について。共通課題を持っている企業も多い。協業を呼び掛けていくのか。

川邊氏: オールジャパンとして、さまざまな協業を呼び掛けていきたい。すでに非ITの企業ともたくさん付き合っている。ますます進めていければ。

出澤氏: LINEはタイやインドネシアに強い顧客基盤がある。アジアでも、パートナーとさらに大きな勝負をしていけるといい。

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