さまざまなサービスで発生する手数料の中に「納得がいかないものがある」人は88.3%。旅行サイトを運営するエアトリ(東京都新宿区)の調査でこんな結果が出た。
調査は11月21日から24日にかけてインターネット上で実施。20〜70代の男女1079人から回答を得た。
納得できない手数料として最も多く挙がったのは、「ATMにおける手数料」で73.9%。回答者からは、「時間帯や金額によって手数料が異なるのが納得できない」「ATMは客が機械を操作して人件費削減に協力している。無料で当然だ」といった意見が出た。
次いで多いのは「携帯・スマホの契約事務手数料」で58.7%。その後、「銀行窓口における手数料」(55.9%)、「チケットの発券手数料」(51.1%)、「賃貸の更新手数料」(47.6%)と続いた。
逆に「手数料を取っても良い」と感じるサービスについて聞くと、119人から回答があり、1位は「荷物の再配達」(27票)、2位は「救急車の出勤」(17票)、3位は「飲食店・ホテルなどの予約/キャンセル」(11票)だった。
エアトリは「救急車の出勤や飲食店やホテルのキャンセルについては、モラルのない人たちによる事件やトラブルがたびたび報道されている。手数料を設けることでモラルのない行為が減るのではと考える人が多かったようだ」と分析している。
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