マツダの戦略が分岐点にさしかかっている。第2四半期決算の厳しい数字。第7世代の話題の中心でもあるラージプラットフォームの延期。今マツダに何が起きていて、それをマツダがどう捉え、どう対応していくつもりなのか? その全てを知る藤原清志副社長がマツダの今を語る。そのインタビューを可能な限りノーカット、かつ連続でお届けしよう。
池田 さて、マツダの戦略についてはいろいろとお話を伺ってきました。ちょっとここからは話が変わって、第7世代のMAZDA3とCX-30に乗って感じたことについて、藤原さんにお伺いしたいです。ちょっと失礼な物言いもあるかもしれませんけど。
藤原 (笑)。はいどうぞ。
池田 CASEにはとてつもなくお金が掛かっているという話を聞いた後に、いきなり直球でなんなんですが、第7世代はADAS(先進運転支援システム)が、ちょっとどうなんでしょうか。
藤原 前の世代のMAZDA6とか、CX-5のときにもあまりご指摘を受けたりしていないのですけどね。私も乗っていて、違和感がないと思っていたんですけど。
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