勤続意欲を年収別にみると、年収300万円未満の層と800万円以上の層で「3年以内に退職」の回答率が高く、年収300万円以上800万円未満の層においては「3年後も勤続」の回答率が高いという結果だった。
業種別にみると、「3年以内に退職」の回答率が全体と比べて高い業種は23業種中14業種。なかでも「鉱業」「不動産業」「飲食店、宿泊業」「教育、学習支援業」については70%を超えており、3年以内の退職を考える若手が多い結果となった。
リスクモンスターは「転職を重ねながらキャリアを構築するビジネスパーソンが増加する中、会社としても『終身雇用』を前提とした組織構築は、もはや時代遅れの経営といえるだろう。『この会社で長く勤めたい』と思われるだけでなく、優秀な人材に『この会社に転職したい』と思われる魅力ある会社にしていくことが、経営者に求められている」とまとめている。
調査は、19年12月9〜12日にインターネットで実施。全国の新卒入社1〜3年目の男女600人が回答した。
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