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くら寿司で年2回の10連休取得が可能に 店長が休みやすくなる工夫とはこれまでは年2回の5連休だった(2/2 ページ)

» 2020年02月27日 11時56分 公開
[昆清徳ITmedia]
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外食チェーンで進む働き方改革

 ライバルのスシローは19年と20年にそれぞれ全店舗を一斉休業した。それまでは定休日を設定していなかったが、従業員の働きやすい環境づくりの一環として実施した。広報担当者によると、20年2月4日と5日に一斉休業を実施したが、事前にお客に周知を徹底したおかげで、大きな混乱はなかったという。

一斉休業を打ち出したスシロー

 ロイヤルホストも19年から社員に対して7連休の取得を推奨している。これは大手チェーンでは珍しい取り組みだった。店舗が最も忙しくなる土日に休むのは勇気のいることだが、従業員がしっかり接客や調理ができるようになるためには、働き方改革が必要だという判断が背景にあった。

働き方改革を推進していることをアピール(出所:ロイヤルホスト公式Webサイト)

 「土日を含んだ長い休みが取りにくい」というイメージの強い外食産業だが、こうした大手チェーンの取り組みが進めば、長期休暇の取得が当たり前になっていくかもしれない。

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