(3)理系教員からも好評なWeb説明会とWeb面接
昨年のセミナーで人事の皆さんにお願いしたのは、ぜひWebを利用した説明会や面接を増やして欲しいということでした。もちろんシステム投資が必要なことも理解しますが、ある程度限られた予算で、出来る範囲での実行はできないでしょうか。
移動時間と交通費という地方の2大ハンデを補ってくれるだけでなく、企業にもプレゼンクオリティを標準化できるメリットもあります。当然企業の皆さんの移動コストも減らせます。何より理系の教員を中心に、大学の先生からとても評判が良いというメリットも見逃せません。ただでさえ研究時間確保に頭を悩ます国立大上位校理系大学院の指導教員にとって、こうした学生への思いやりを果たしてくれる企業は好印象となります。
もちろんWebでは誠意や迫力が伝わらないという考え方もあることでしょう。しかし本当にそうなのでしょうか? 企業説明でも、目がチカチカするようなパワポで、ありきたりの内容をだらだら説明するだけのものと、パワポも使わず言葉だけで来場学生を鼓舞できる才を持った担当者では、企業の規模以上に説得力が違っていると思います。メディアより中身が相当重要です。
学生、企業、そして教員にもメリットのある一石三鳥なメディア。今回ここにコロナ対策まで加わりました。従前の方法を根本から見直すきっかけとして、ぜひピンチをチャンスに変えていただきたいと思っています。(増沢 隆太)
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