今回の件では、Dr.ストレッチ運営元のフュービックだけでなく、エン・ジャパンへも“流れ弾”が飛んだ。発覚当初、つながりの採用ページがエン・ジャパンの採用支援ツール「engage」で作成したものであったこと、また「第三者による改ざん」などの説明があったことから、engageのセキュリティを不安視する声が一部で上がった。
これを受けて、10日にはエン・ジャパンが「一部SNSやネット記事に関して」と題し、engageで不正アクセスや情報漏えいはないと発表する事態に。また、今回のつながりが発表した内容でも、「採用支援ツールそのものに問題は全く無く、専ら、弊社内部のセキュリティ対策の甘さが招いたもの」とあり、重ねてエン・ジャパンの“潔白”が強調された。
間宮社長はメッセージの最後で、問題の対応や今後の対策が完了したのち、辞任する意向を表明。求人サイトでは、自社のことを「時にはパイプのように時には港のように若者が活躍し、笑顔が集まる会社」と表現していた間宮社長。過去のつながりによる騒動で、思わぬ形での辞任となってしまった。
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