新型コロナウイルスの感染拡大で、企業が対応を強いられている。また、休校支援などで独自の支援を始めるところもある。各社はこの危機をどのように乗り切ろうとしているのか。
うどんチェーン「資(すけ)さんうどん」を運営する「資さん」(福岡県北九州市)は3月12日、春休み・臨時休校支援策として小学生までの子どもを対象に「お子さまうどん」と「お子さまカレー」をそれぞれ100円(税込)で提供すると発表した。期間は3月14日〜4月5日。お子さまうどんとお子さまカレーには、2種類のゼリーとおもちゃが付いており、通常は330円で提供している。
資さんうどんは1976年に創業。北九州市を中心に佐賀県、山口県、福岡県で46店舗を展開している。店内には座敷席・テーブル席・カウンター席があり、提供しているメニューはうどんや丼など100種類以上。客層は子どもから高齢者まで幅広いという。
3月になってから、大手外食チェーンが次々と独自の休校支援策を発表している。
吉野家は3月10〜31日、12歳以下の子ども用に牛丼並盛(380円)をテークアウトする場合、300円で販売する。子どもの来店・同伴は必要なく、特別価格が適用するのは3個までとなっている。
餃子の王将では3月9〜31日、「お持ち帰り専用お子様弁当」(270円)を販売する。電子レンジ対応容器に、ご飯、ギョーザ2個、鶏のから揚げ2個、ウインナー2本が入っている。注文は、電話予約かEPARK予約限定で、1人3個まで。
ラーメンチェーンの一蘭は、3月8〜31日、「お子様ラーメン」(無料)の提供対象を拡大する。従来は小学生“未満”が対象だったが、小学6年生までに広げる。利用するには、一蘭公式アプリのダウンロードが必要。
和食さとは3月13日〜31日、テークアウト商品5種を半額で提供する。
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